フェルメール展
2008年 10月 29日
この後夕食は上野の「精養軒」でハヤシライス。資生堂パーラーと並ぶ古さを持つ洋食屋。でも不味っ!食べた後ムカムカが取れない。ホテルに帰って暇だからホテルに隣接しているシネコンで、映画「ウオンテッド」を見る。ありえないストーリーに唖然。金返せ!観た後に虚しさが残る。今日せっかくフェルメールで眼福だったのに~。
翌日は築地まで行く。東京在住の友人りん子が6人展をやるから、時間があれば来てとメールが来た。喜んで行く。彼女がやっているのは「裂織」といって、古布を裂いて、糸にして紡いで、様々なものを創る。簡単なのでは「ランチョンマット」「コースター」、大きな物ではざっくりしたコート、中くらいで「ベスト」などなど。出来上がった物はどれもこれも味わい深い色合いで素敵。
私が行ったのは初日の午前中。まだみんな準備におおわらわ。それを眺めているのも楽しかった。展示即売もやっていて、りん子はこっそり「ホントは売りたくない」って言ってた。わかるわ~、すご~く手がかかっている。でも何点か買い求めた。
ここは築地駅からすぐの「うおがし銘茶」というお茶やさんのビルの5階。1階がお茶やで2階3階が喫茶店になっている。りん子が「お茶とお菓子」券をくれた。この券を100枚購入するだけで、このビルの5階が(15坪くらい)が1週間借りられるんだって。お茶やさんの宣伝にもなるからなのね。ナイスなアイディア。
余談
息子K郎が週刊誌を読んで「あんた振り込め詐欺に引っかかんなんなよ(宮崎弁は書くと難しいね)」と言う。小利巧なおばさんが引っかかるんだって。その後二人でTVニュースを観ていたら、その振り込め詐欺の実態を録音したテープを流した。息子を騙った詐欺犯の横着なこと。金融機関が閉店する3時までにこの犯罪は行われるらしい。ターゲットを銀行までいざなわなければ成立しない。これを観てK郎が「あんたやっぱり引っかからんわ」「なんで」「こんげ横着な言い方もやけんど、よだき~かい行かんやろ、銀行やら」。
言われてみれば(言われなくても)行かなんなぁ~。う~ん、行く人がいるのが不思議だろうけど、考えてみれば私の周りにはいっぱいいる。ママ友のMちゃんは、一緒にランチしてるとき、二十歳の息子から「オレの飯は?」と携帯に電話があり飛んで帰った。唖然。。。
振り込め詐欺の連中には、現役の有名大学生がいるらしい。捕らえてわかる共通項は、罪の意識のなさだという。ヤな世の中です。