好きな本、好きな映画、おもろい人々、泣かずに遊ぼ!


by kateido2000
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「綺麗な人」と言われるようになったのは、40歳を過ぎてからでした  林真理子著

林真理子が綺麗な人かどうかは置いとくとして、この本の中身である。
週に3回は劇場へ芝居やオペラを見るために通うそうである。
季節ごとに洋服は「ジルサンダース」なるブランド物をまとめ買いする。
着ないけどイマを感じるため「コムデギャルソン」の店に足を運び、2~3点は買うそうである。
着物に関しては、例えば桜の季節には、三分咲き、五分咲き、満開、散り際、と時期を前倒しにして桜の柄を選ばなければいけないらしい。満開の桜の時期に満開の桜の柄を着るのは野暮なのだそうだ。髪のカットはパリ在住のMASATOという人が月に2度帰国するときにカットしてもらうそうだ。エルメスのバーキンはフランスに住んでいるセレブの友人に頼んで、取り置きしてもらうんだって。自宅にはバーキンがごろごろしているらしい。
とまぁ、読まなきゃいいのに図書館で借りて読んで、この人は一体このエッセーを誰に向けて発信しているんだ?と巻末を見る。「STORY」という雑誌に連載。「story」!?う~ん、なんか本屋で見たことあるよ~な・・。「週間文春」とはぜ~んぜん書くことが違うのね!
でも林真理子が何をどう着ても「綺麗」と思ったことはないぞ~!ハイ、やっかみです。
「るんるん買っておうちに帰ろう」で衝撃デビューした林真理子。「アグネス論争」の時には、断然林真理子の肩を持ったものだ。だけどあれから幾星霜。週刊朝日誌上で、彼のアグネス・チャンとも対談を果たした。(同じ子持ちになったもんね)彼女の今のエッセーは、ダイエットとオペラと河豚のことだらけ。それでも小説は抜群に面白い。ん~・・・。
だけどちょっと考えさせられた箇所もある。
新宿のホテル「パークハイアット東京」の52階にある「ニューヨークグリル」の話。
52階から眺める夜景の素晴らしさに加え、インテリア、サービス、すべてが洗練されている。・・中略・・いつも夜訪れていたニューヨークグリルにランチがある・・略・・どこかの安いビュッフェのように焼きソバやチャーハンということはもちろんなく新鮮なサラダ類や、チーズ、テリーヌ・・・略
食べ放題のスイートとコーヒー・・一流のホテルのパテシエがつくるケーキやプリン、ゼリーといったものを見ると女の人たちは目の色が変わる。略・・昼間のこととて、中年の女性グループが多い。ご存知のように(知らんわ)ニューヨークグリルというのは、一面のガラス窓から光がさんさんと入ってくる。その中で中年女性の一団はどうにもうす汚れて見えたのだ。・・略・・私は彼女たちを観察し続けた。流行からはずれた長めのジャケット、手入れはされないままの茶髪。そして何よりも彼女たちをくたびれて見せるものはよく磨いてない靴であった。太いヒールに土がついて白っぽくなっている。

中年になったら女はあまりつるまないほうが良いとも書いてある。手を抜いた女(オバサン)たちの集団は目立つと。若いコたちが「ツルんでいる」のも、そう見よいものでもない。いわんやオバサンをや、である。
次回の上京の際は「パークハイアット東京」に一人で行くぞ~!
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by kateido2000 | 2008-11-05 19:01 | 好きな本好きな映画