「本の本」 斎藤美奈子著
2009年 05月 16日
そんな時に斎藤美奈子著「本の本」はすっごく役にたつのです。
斎藤美奈子を教えてくれたのは友人のライターリン子。彼女がくれた「冠婚葬祭の秘密」がめっちゃ面白くて、それから彼女の著書は網羅しちゃったのだ。斎藤の本業は書評家である。で、「本の本」もありとあらゆるジャンルの本を書評している。ちょっとずるい方法だけど、彼女が書評している内容を読んで「あ、これ読みたい!この作家面白そう!」と自分のジャンル以外に読む本をチョイスできるという便利な本。だって世の中にある面白そうな本を全て読むなんてできっこないから、感性が自分と似ている斎藤美奈子の書評を信じて本を選ぶというのはとっても合理的?なような気がするのですが・・・。
本の帯の惹句はこうだ。
斎藤美奈子<本領発揮>
「ときには伝道者の気分でその魅力を喧伝し、ときには著者になりかわってその意義を力説し、ときには読者の立場でちょっとした苦言や要望を呈する」
そうそう、この本図書館で1度借りたんですが、重くて膨大(なんせ厚さが6cm)な量。それに何かの都度に読みたい。TUTAYAにちょうど1冊あったので買っちゃった。2800円(税抜き)だった。