好きな本、好きな映画、おもろい人々、泣かずに遊ぼ!


by kateido2000
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<   2007年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧

内館牧子さんが、小野小町をモデルにした脚本を書いた。今秋田県「蕨座」で公演中とか。彼女が書いている。
           <気合の入った老後>
だいたい従来の小町像は私の性に合わなかった。何しろ小町と言うと
「花の色は移りにけりないたづらに 我が身世にふる 眺めせしまに」と、この歌ばっかり。美貌はまるで花の命のように短く、年齢と共に老いさらばえていくのね・・と嘆く解釈がハバをきかす。そこには「美しい女の末路は哀れ」という考え方がある。つまり「美人の末路は哀れであってほしい。無残であるべきだ」という意識が働いている。もっと言うなら、そこには「美人は美しさをハナにかけるからバチが当たる。このように性格が悪いのは何よりいけない」などと妙に道徳的な教えと重ねたりする。何より小町の人生は謎に包まれており、老後が不幸だったかどうかは見た人はいない。が、どうしても人々の願いはそっちへ行く。
京都には小町の年老いた姿の像があるし、老いた姿を水にうつして嘆いたという井戸もある。葛飾北斎が描く小町の老後も哀れだ。白髪を乱し、ボロをまとった小町が杖を頼りにやっと歩いていたり、旅の途中でポツンと一人で虚空を見つめていたり、残酷なほどの絵である。
しかし、私はずっと以前に、小町のすごい歌を知った。
「我れ死なば 焼くな埋むな野に晒せ 痩せたる犬の 腹肥やせ」
「私が死んだら焼くことも埋葬も必要ないから、そこら辺に転がしといてね。遺体は痩せた野良犬に食べさせて、お腹いっぱいにしたげてね」
という歌を作った。この歌を知ったとき、それまでの小町感が一変した。
すごい歌ではないか。まさに「凄絶」である。小町は晩年に至るまで自分の人生を、何ら思い残すことなく行き切った女ではなかったかと。
秋田で生まれ育った小町は少女の頃に京にのぼる。京の都で田舎モノとどれほどバカにされたか想像がつく。だが彼女は美貌や和歌や学問の才能を武器に、自分の人生を切り拓いていったはずだ。美貌の衰えも含めてさんざんイヤな目にあい、逆にいい思いもたくさんして、どんな境遇も受け入れて面白がる努力をした困りだと仮定したなら、晩年も気合を入れて生きただろう。となると、例の一首はヤケや捨て鉢で読んだ歌ではなく
「ああ、生きるってことは刺激的ね。ぶっ殺したいヤツもいたけど、おかげで退屈しなかったし、思いっきり生き切ったわ。ああ、ホント面白かったア」「遺体なんて単なる器よ。せっかくだから最後まで野良犬のために役立ててよ」とケロリと詠んだという解釈をした。
小町の晩年については種々の説があるが、私は「京から秋田に単身もどり、山の洞窟で92歳まで生きた」という説をとる。気ままに一人を楽しみ、村の若者が野菜や魚を届けてくれては「婆ちゃん、美人だよなぁ。何かそこらの婆ちゃんとは違うよなア」と一緒に酒を飲む。
 そう、気合の入った女は、92歳だろうがやはり美しいに決まっている。
by kateido2000 | 2007-07-30 21:23

叔父の褌について

昨日の日記に叔父は六尺褌をだったと書いたが、あれは私の思い込み。(褌=六尺)と思い込んでいた。六尺褌を自書で調べたら
 晒(さら)し木綿6尺をそのまま用いる男性の下帯 とある。
六尺は1間、つまり1,8mの晒をきりりと股間を包み後は腹にぐるぐる巻いた。時代劇でよく出る「一心太助」を思えば理解できる。叔父が、ああいう風に股座をきりりと締めていたわけはない。
「あっ」と思い出した。あれはたしか「越中褌」
越中褌・・ 《細川越中守忠興が始めたというところから》長さ1メートルほどの小幅の布の一端にひもをつけたふんどし。
あ~、これこれ、これだった。この越中褌だったら、男性のモノは布に軽くくるまれているだけ。だから、右に寝転べばモノも右にノラリ、左に寝返ればモノも左にクラリ。
これだったら、いかにも叔父らしい。
叔父は戦争中シベリアで捕虜となった。祖母は「岸壁の母」と同じように叔父の生を信じ、帰りを待ち続けた。そして叔父は帰ってきた。そんな昔話を母から断片的に聞いていた。
叔父はシベリアの捕虜時代、下穿きはどうやっていたんだろう。そんなことを思い、胸が熱くなる。
by kateido2000 | 2007-07-25 19:01

六尺褌

ちょっと過ぎたが、7月7日は私の叔父(母の弟)の命日。50台半ばで逝ったから、早世のほうだと思う。母と叔父とは2人姉弟。姪の私が言うのもナンだが、叔父はとてもハンサムだった。母は掛値なしの美人(娘が言うのもナンだが)だったから、美しい姉弟と近所からも言われたらしい。とりわけ叔父は彫りの深い顔立ちで、例えればロダンの「考える人」みたいな、ノーブルな顔。そんな叔父だが下穿きは断じて褌だった。真っ白い六尺褌が物干し竿にはためいているのは、別に私にとって珍しい風景でもなかった。叔父の連れ合いがぼやいていたのを思い出す。「パンツにしてくれたら洗濯も簡単なのに」。
家庭に洗濯機がやって来たのはいつだっただろう。幼稚園やそこらの頃は盥(たらい)と洗濯板で洗っていた。六尺もある褌を洗うより、そりゃパンツのほうが洗いやすかっただろう。それに叔父は育ちだけはお坊ちゃまで、褌の紐を男結びにしてしまい、ほどけなくなることが間々あったらしい。ほどけなくても用は足せる。隙間だらけなところが褌の真骨頂なのだから。紐をほどくのも面倒だと伯母がこぼしていた。そして伯母は一計を案じた。それは紐の部分をゴムにすることだった。叔父は最後まで伯母の特別誂えの褌をしていた。7月7日の早朝、伯母の悲鳴のような電話があって病院にかけつけた。すでにナースが清拭をはじめていた。チラリと白い褌が見えた。
by kateido2000 | 2007-07-25 01:47
わたくし、宮崎市のニシタチで「カテイ堂ビル」を営業しております。7月23日、こんな事件がありました。午後8時です。まだ夜の街は始まったばかりです。うちのビルは1階がガラス張りで5階まで。1階にわたくしが薬やを経営しています。エレベーターは表より奥まった所にありますが店側から良く見えるようになってます。10店舗あるテナントのお客様をなるだけ明るくお迎えするように明るくしているつもりです。そこでさっきも書いたように午後8時という宵の口の時間立小便をしている中年男がいます。びっくりして店の者たちと捕まえました。その男は連れ2人と一緒でした。厳しく追求しても、職業をあかしません。名前だけは「石村弘」と名乗りました。そして仕事は「日雇い」だとのたまいました。わたしの息子が「じゃ今日はどこに日雇いに行ったのですか」と訊ねたら「ニッシン工業」と答えました。電話番号と名前は本当のようでした。ここまで怒る理由おわかりですよね。今日知った事実は彼が公務員、しかも以前は市役所の資産税課にいたということもわかりました。今は「広域連合」に在籍という事実も確認しました。今のこのご時勢で、民間のビル、いわば人の家の中で堂々と立小便をする人が「ゴミ処理や消防などの事務を中心に(HPより)活動する(広域連合)」。何とおこがましい。
今日改めて石村という人に「広域連合」(何とワケのわからないネーミングでしょう!これもあれも私たちの血税ですよね。)に電話したところ本人が出ました。「あなたはニッシン工業っておっしゃいましたよね」と申し上げると「いや、あのときはニッシン工業と一緒に飲んでいたから」などと、シラフでもワケがわかりません。
怒っているのは立小便はもちろんですが、この男謝り方を知りません。名だけは名乗りましたが、後はでたらめ。ニッシン工業の連れの方たちも「類は友を呼ぶ」とは良く言ったもの、「何か買えばいいやろ!」とドリンクケースからドリンクを買おうとします。怒り心頭です。「類友」どころか「バカはバカを呼ぶ」といったところでしょうか。いいのでしょうか、県庁の役人が何やら怪しげな輩との夜の街。厳しく連れを追及していったら「オレはカンケーない」と逃げました。ですから友人でもなさそうです。じゃぁこの石村弘さんとニッシン工業とおぼしき2人の男との関係は何でしょう。裏金だの贈収賄だのと色々あった県庁です。こんな男がいるのだからさもありなんとは思いますが、それより何より私たちの税金がこんなバカ男に使われるのかと腹だたしい思いでいっぱいです。
住所 宮崎市中央通り2-28
名前 桑原恭子 58歳

この男60歳。何で何も言わないのにここまでわかったか。実は彼は再び来店し思い切り墓穴を掘って帰った。「私はここの社長と同級生だ。」すぐわかった。兄のことだ。「だから何ですか」
とても謝っている態度じゃない。「顔洗って出直しなさい」それで帰っていった。
彼はまさか私が、網の目ネットワークを持っているなんて知らなかっただろうから、それで全ては終わった、と思っていたに違いない。ところがどっこい、ここから始まったのだ。
私は上のメールを県庁、宮日新聞、県会事務局に送った。
by kateido2000 | 2007-07-24 17:04

やっぱり声が出ない

どこがどうという事もないのに、今日になっても声が出ない。何と不自由であろう。「武蔵野」蕎麦屋で「ナットーソバ」が言えない。トマトを買って囁くように「イクラデスカ」と聞く。怪訝そうな顔。日曜日(つまり昨日)、フィットネスクラブに、行った。お風呂だけ。そこのフロントで初めて声が出ないことに気づく。当たり前だ、それまで誰とも話してない。その事実に軽く打ちのめされる。「遠くの親戚より近くの他人」というけれど、何だか天涯孤独のような気がしてくる。親戚知人はおろか、友だちもいない!!!ほんとにいないよ、友だち。今さら気づくなって話だけどね。
「物いはざるは腹ふくるるはざ」・・・ちょっと意味が違った。

「声が出ません。すみません」と書いたカードをお客様に見せると、「あ、いいですいいです。」と少し慌てて帰ってしまう。もしかしたらイミを違えているかもと、「喉が潰れて声が出ません」と書き直した。幸魚のマスターが鮨(売れ残り?)を差し入れしつつちょっと卑猥なジョークを言う。いつもなら厳しく言い返すところだが、口だけパクパクなって言い返せない。うっ、くやしい~。「今やったら何言ってもいっちゃ~」と笑いながら帰っていった。トロの鮨はんまかった。ま、いいや。
by kateido2000 | 2007-07-23 18:54 | つれづれ日記

声が出ない!!

おとつい40度近い熱を出した。その後遺症?声が出ない。熱にうなされ朦朧とした意識の中で、このまま孤独死っつうのもアリやなぁ~、何か切ない人生だな。息子も娘もいるのに、誰にも看取られずに死んでいくのね。などと頭がガンガン、グルグル。まるで食欲がない。熱発する前日息子に「リンゴが食べたい」って言ったら「ラディッシュにあるよ」と言われて、「そうね」と熱い体を抱えて買いに行ったら売ってなかった。次の日息子から「何か買っていこうか」と電話があったけど、その時はもう何を食べる気もなくなっていた。ラディッシュから自宅まで、火照った身体で帰る道々なんか泣けてきた。親とか息子とか娘とか、それは皆ある人はあるだろうし、無い人はない。でもそんなことカンケーなく、最後人間は一人ぼっちなのよね。あ、イカン、身体が病むと気も鬱していく。
ところで、発熱は本人は大変だけど、一応身体の防御反応。だからむやみに解熱剤などで下げてはいけない。私はポカリスエットをガンガン飲んで、バスタオルを身体にグルグル巻いて、汗でぐっしょりになると取り替えるという作業を3度くらい行った。もちろん病院には行かない。解熱剤や抗生剤を処方されるのは、イヤだから。これで1日で熱を下げた私はエライ!
by kateido2000 | 2007-07-23 00:11

たぬき先生

毛利子来と書いて、<もうりたねき>と読むのだそうです。で、たぬき先生。小児科医。朝日新聞にエッセーが連載されています。面白かったので、拝借。

<孫育て>
年寄りと孫との間には、どうやら、深いところで、通い合うものがありそうです。
 なにしろ、年寄りはほとんど無条件に孫を受け入れるし、孫も遠慮なくわがままをいいつのってます。
 たとえ若い親には許せないことでも、年寄りと孫とは、こっそりとやってしまいがちです。
 そんなふうになるのは、おそらく人生の始めと終わりには、共通するものがあるためではないかと思われます。
 人生の盛りにいる若い親は気負いが強いけれど、子どもは理想などはもちません。いま現在を楽しみたいだけなのです。
 いっぽう、年寄りは、「年の功」で、理想の限界を知り、人間にも寛容になっています。自分自身も、残り少ない日々を楽しみたくなっているはずです。
 だからこそ、孫は年寄りに勝手をいい、年寄りは孫に甘くなるのでしょう。もしかして、年寄りが孫より位が下になっているかもしれません。
 でも、そんな関係は、あながち悪くないと思います。
 力が弱く悔しい思いをしているであろう子どもにとって、いいなりになってくれる人の存在は、どんなにありがたく、自尊心をもたらすものであることか。
 しかも、こうして満たされた甘えは、子どもの情緒を安定させ、ひいては他人に対する思いやりさえ育むもの。昔から「年寄りっ子は優しく育つ」といわれるとおりでしょう。
 ただ、そうはいっても、限度があるのはもちろん。可愛さに駆られて、年寄りのほうからあれこれ甘やかしていると、孫をわがままにしかねません。そのことだけは肝に銘じておきたいと思います
。  たぬき先生のHP
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by kateido2000 | 2007-07-18 17:59 | 好きな本好きな映画

台風4号

我が家(10階)の窓ガラスはしなって、雨が激しく打つ。南に面した部屋にはいないで北の寝室で殆ど寝ていた。午後5時には空が明るくなっていたので、ちょっと店に行く。風がすごかったみたい。柳がしなってる。
山形屋の真ん中モールの七夕の笹は倒れている。

いつもにぎわっている若草通り商店街は、シャッターだらけ。
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by kateido2000 | 2007-07-14 19:57

中国食品の「毒」リスト

「週刊朝日」に掲載された中国の「毒」リスト。
生鮮とうたってるショウガには、あろうことか殺虫剤が、ローヤルゼリーにはクレゾールが含まれています。ゴム製へらには、水俣病で名高い「カドミウム」「鉛」が!何とウーロン茶も汚染されています。中国ピーナッツ、気をつけてはいたけど、食べてないよね~。うなぎに含まれていたLMGとは、鑑賞魚の水カビ治療に使われていて、発ガン性があるシロモノ。
今日のニュースでは肉まんの具に古い紙をカセイソーダに漬け込んで作っていた、とあった。
何でもアリの中国。(ちゃんとした人もいるとは思うけど、ここまで来たらそれも・・・)
    よくよく表示を見ましょう!

(魚介類)蒲焼うなぎマラカイトグリーン(=合成抗菌剤)など・ロイコマラカイトグリーン        セミカルバジド(=合成抗菌代謝物
白焼きうなぎ   大腸菌群
冷凍煮込み穴子  大腸菌群
ボイル帆立串刺し   麻痺性貝毒
帆立貝            麻痺性貝毒
天然活あさり   麻痺性貝毒
冷凍あさり           下痢性貝毒
むきあさり             麻痺性貝毒
殻付きあさり            麻痺性貝毒
あさり酒蒸し            麻痺性貝毒
石垣貝            下痢性貝毒
冷凍ドクサバフグ       有毒魚
ホッケ醤油みりん漬け       細菌数
冷凍ゆでがに     大腸菌群、細菌数
えび大葉串カツ      大腸菌
魚肉ねり製品(きざみ天ぷら)大腸菌群
さば照り焼き      大腸菌群
サバフィレ      ロイコマラカイトグリーン
しめさばスライス     大腸菌群
黄金カレイほぐし身    細菌数
冷凍切り身いか   大腸菌群
いかリング串    大腸菌
ゆでだこ            二酸化硫黄  (=酸化防止剤)
(野菜類)乾燥白きくらげ  メタミドホス(=殺虫剤)
乾燥しいたけ  二酸化硫黄(=酸化防止剤)
生鮮にんじん  トリメアジノール(=殺菌剤)
千切りにんじん大腸菌群
水煮なめこ          二酸化硫黄(=酸化防止剤)
しめじ水煮       成分規格不適格(微生物)
生鮮しょうが  一定量超の残留(BHC=殺虫剤)
甘酢しょうが          サイクラミン酸
生鮮まつたけ 一定量超の残留(アセトクロール=殺虫剤)
味付け椎茸  微生物
にんにく      サイクラミン酸
乾燥なし       二酸化硫黄(=酸化防止剤)
混合野菜      クロルビリホリス(=殺虫剤)
ミックスベジタブルクロルビリホリス(=殺虫剤)
冷凍ねぎ       一定量超の残留(テブフェノジド=殺虫剤)
赤ピーマン       一定量超の残留(ビリメタニル=殺虫剤)
生鮮未成熟さやえんどう     フルシラゾール(=殺菌剤)
水煮ひらたけ二酸化硫黄(=酸化防止剤)
(肉類)豚ばら肉串          大腸菌  
焼き鳥        細菌数
ソーセージ            大腸菌
ミニアメリカンドッグ指定外添加物(TBHQ=酸化防止剤)
(菓子類)大粒落花生       アフラトキシン(=カビ毒)・BHC・アセトクロール
黒糖アーモンド        サイクラミン酸
氷菓         細菌数
ピーナッツ菓子        アフラトキシン(=カビ毒)
(その他)ローヤルゼリー加工品クロラムフェニコール(=抗生物質)
甜麺醤         細菌数
乾燥ゆば   二酸化硫黄(=酸化防止剤)
そば        メタミドホス(=殺虫剤)
ウーロン茶         トリアゾホス(=殺虫剤)
ゴム製へら(調理用器具)カドミウム、鉛

by kateido2000 | 2007-07-12 23:58
あの「負け犬の遠吠え」の酒井順子が書いた「枕草子 REMIX」。REMIXとは①ミキシングし直した録音。②・・・を再び混ぜる。と辞書にありました。
「枕草子」と言えば、私たちは「春はあけぼの やうやう白くなりゆく ・・・」くらいしか知りません。(よね?)酒井順子もそうだったと書いています。で、つい最近読み直したらしい。清少納言は酒井順子のちょうど1000歳年上なんですって。そんな年の差(?)があるのに、「枕草子」に出てくる人々は、今と大して変わらないと、彼女は言います。
例えば1つ例をあげます。

人のうへいふを腹立つ人こそ、いとわりなけれ。
いかでか、いはではあらむ。わが身をばさし措きて、さばかりもどかしくいはまほしきものやはある。


訳(ざっと)
<人の噂をするのに腹を立てる人って、まったくやりきれない。どうして言わずにいられるの。自分のことは棚に上げるとして、他人の噂ほど話さずのいられないものが、他にある?>

橋本治の「桃尻語訳 枕草子」も面白かったけど、こっちもなかなか。
清少納言が「枕草子」を書いたのって、今このブログを書いている私やあなたにとっても似ている。酒井順子曰く枕草子ってぇく「週刊アタシ」的な極私的雑誌?って感じ?>という意見に深くナットク。
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by kateido2000 | 2007-07-12 01:31 | 好きな本好きな映画