好きな本、好きな映画、おもろい人々、泣かずに遊ぼ!


by kateido2000
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2011年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

秋になって・・・

今日うちのビルに新しいお店がオープンしました。「ビオトープ」さんに続いて今年は2件目のオープンでうちのビルも多分何年かぶりで満室になりました。満室になったのにどーしてあたしにお金が無いのか、本当に不思議。
3ヶ月ほど前に何故かお店のガラスにヒビが入っちゃいました。湾曲のガラスだったので新しく入れなおすと90万円もかかるって言われ、又割れちゃ適わないわと、ちょっと入り口をプチ改装しました。
フィンランドのイッタラの食器に凝っているあたしは、イッタラの器を職人さんに見せて、「こんな風な感じにタイルを貼ってほしいの」
出来上がったのがこんなのです。
d0073646_1272621.jpg
このカップに↓似てる?
d0073646_12885.jpg









<おじいちゃんの辞世>
うさ子へ・・・
ママのおじいちゃんはママが生まれたときには父方も母方も既に他界していたので写真でしか顔は知りません。うさ子のおばあちゃん(あたしの母ね)が俳句をやっていたのはおじいちゃん(あなたのひーじちゃんね)の影響らしいの。おじいちゃんは水原秋桜子から俳号を貰うほどのお方だったらしいの。その俳号は杉十子(さんじゅうし・34歳だったんだって)。
何でこれを書いているのかというと、あたしが書かなければもう殆どあなたのひーおじいちゃんのことを語る人がいなくなるからよ。
で、ひーおじーちゃんの名前は「安達為清」
ひーおじいちゃんのタメキヨさんは秋に亡くなったらしいの。辞世の句が次ぎの2つ。
  
        名月を  浴びて旅立つ 果報者
        秋灯を 点して待つや 道案内
多分これで間違いないと思う。おばあちゃんのどれかの句集に載ってると思う。おばあちゃんの句集は、一応図書館にも置いてあるからね。
by kateido2000 | 2011-08-31 01:40 | つれづれ日記
終わらざる夏;上巻
を読了したのは半年も前。下巻までなかなか順番が回って来なかったが、やっと借りられた。

番組で三宅センセが「これを読みなさい」って言ってましたが、いくら「戦争は愚かなこと」と声を大にしても地球のどこかで戦いは行われている。
この本で浅田次郎は、本来そうであっただろう日本人(慎ましく、矜持を持っていた)を余すところなく書いています。

<日本国は1945年(昭和20年)8月15日の天皇の詔勅により、すべての戦争は終わったと思われていますが、事実はそうではなかったのです。日本の固有領土の一番北の端であった、北千島の占守島(シュムシュ島)で戦争が行われていたのです。>

帯には「終戦から65年。今こそ読むべき新たな戦争文学の金字塔」

この戦争の真の悲劇は敗戦ではない。国民の意思にかかわらず戦が始まり、それを国民の意志と断定して継続したあげくに、敗けたのだ。すぺての民主的な手続きを無視し、勝手に戦い、勝手に敗けた。

「戦争に勝ったも敗けたもねえからだよ.そんなものはお国の理屈で、人間には生き死にがあるだけだ・アメ公だってそれは同じさ・勝ったところで親兄弟がくたぱったんじゃ、嬉しくも何ともあるめえ・だから敗けたところでくやしいはずはねえんだよ「よくわからない」「そんじゃ、わかるように言ってやる」「ニ度と、戦争はするな・戦争に勝ちも敗けもあるものか。戦争をするやつはみんなが敗けだ。大人たちは勝手に戦争をしちまったが、このざまをよく覚えておいて、おめえらは二度と戦争をするんじゃねえぞ・一生戦争をしねえで畳の上で死ねるんなら、そのときが勝ちだ。じじぃになってくたぱるとき、本物の万歳をしろ。わかったか」

本著の裏表紙に占守島や幌筵島(パラムシル島)を含む千島列島の地図が掲載されているが、正直そんな島があることすら私は知らなかった。日本と日本人の明日を守るため8月15日以降にやむなく戦った人たちがいたことを私は知らなかった。 敗戦後間もなくの教育を受けた私たちの世代は、それらを教えることは色々な意味で適わなかったのかもしれない。でももう今は近代歴史、それもほんの一世代前の本当の歴史を、もっと教えるべきだと思う。

「カムイ・ウン・クレ」という言葉がしばしば出てくる。アイヌ語で「神われらを造りたもう。」という意味だそうだ。
それをあたしたちはもっとちゃんと自覚するべきです。
d0073646_22582440.jpg


☆可愛いでしょっ、「クラブ M」のスターたち。
d0073646_0551027.jpg

by kateido2000 | 2011-08-27 22:58 | 浅田次郎

写真家芥川仁と癌保険

芥川仁は兄の友人で小中高校の先輩。今日久しぶりに顔を見せてくれる。
「芥川仁」とPC入力するとウキペディアに掲載されていてびっくり!!

「あみん」のママから戴いた桃を出すと平らげてくれた。仁さんは果物があれば生きていけるらしい。世界中の何処に行っても果物はあるから困らないんだって。

佐野洋子がガンで亡くなったけど佐野はガンを宣告されても平気だったという。

私は闘病記が大嫌いだ。それからガンと壮絶な闘いをする人も大嫌いだ。ガリガリにゃせて、現場で死ぬなら本望という人も大嫌いである。
私はウツ病と自律神経失調症のほうがずっと苦しくつらかった。
・・・by 死ぬ気まんまん
d0073646_243139.jpg


仁さんも保険はガン保険だけ入ってるって。「え?ホント?あたしも入る。どこ?アリコ?」「うんにゃアリコと違う。アヒルの」「アフラック?」「それそれ」
30年前から2口入ってるんだって。「結構月々高ぇ~じ~。27000円も払ってる。ガンと宣告された次ぎの日から1日3万円もらえる」「ほぉ~ほぉ~、いいねぇ1日3万円」「こないだかみさんが健康診断に行け行けってゆうから行ってきた。結果はどっこも悪いとこないって。ガンの所見はないですか?って聞いたけど無いって。」
仁さんんも死ぬときはガンで死にたいと言う。「余命半年で元取れんか?」「え~と・・」って計算したら
全く取れないとゆうことがわかった。今まで支払った額が972万円で、もし今余命半年と判明したらもらえる額が540万円だから差し引き432万円の損。「余命1年だったらペイするよ。余命2年だったら得するからがんばって2年は生きようよ」
だけど余命が宣告されたらお金を使うにも使う気力がないよね。奥さんが喜ぶだけか~、ま、それでもいいよねっ。でもガン以外の病気になったら丸損だからガンでないといけないのよ、仁さんは。
d0073646_221425.jpg

by kateido2000 | 2011-08-20 02:21 | つれづれ日記

太宰治について

「文芸春秋」を読んでいたら「運命を変えた手紙:86人のドラマ」という特集企画があって、そこに
太宰治から佐藤春夫へ「芥川賞をもらへば、私は人の情に泣くでせう」・・・があった。太宰は芥川賞の候補に何度かあがったが、受賞はしていない。佐藤春夫は芥川賞の選考委員だったらしい。原文↓

佐藤さん一人がたのみでございます。私は恩を知つて居ります。私はすぐれたる作品を書きました。これからもつともつとすぐれたる小設を書くことができます。私はもう十年くらゐ生きてゐたくてなりません。・・・中略・・・芥川賞をもらへぱ、私は人の情に泣くでせう。どんな苦しみとも戦つて、生きて行けます。元氣が出ます。お笑輿へひにならずに、私を助けて下さい。佐藤さんは私を助けることができます。私をきらはないで千さい。私は必ずお報いすることができます。お伺ひしたはうがよいでせうか。何日何時に來いとおつしやれぱ、大雪でも・・・・略。                        
                                               家のない雀 治拝


欲しかったんですね芥川賞。「家のない雀  治拝」と最後に書く太宰はやっぱりおかしくエライと思います。

他にも佐藤春夫が谷崎潤一郎に書いた手紙がスゴい。谷崎が佐藤春夫の妻千代さんを、言葉が悪いが寝取ったらしい。あの佐藤春夫がこんな挑戦状みたいな激烈な手紙(ハタから見れば滑稽でユーモラス)を書いたという事実にビックリ。

<蔵王  焼き鳥や>
全般的に肉嫌い、だけどレバーが好き。それもコテコテに甘ったるく焼いたのが。うちの裏にある焼き鳥や「蔵王」は朝5時まであいてる。お盆もナニもなく働いているあたしと息子K郎。ま、ちょっと1ぱい飲んでこ。
先日友人洋子と行ったらおいしかったんで。ビールとレバとハツと砂ずりとせせり、それに鰹のたたきを注文。カルパッチョはサービスです。んまい!!
d0073646_2104411.jpg
d0073646_211081.jpg
d0073646_2111538.jpg
by kateido2000 | 2011-08-18 21:44 | 好きな本好きな映画

初盆ですか?

この歳になると少しづつ回りの訃報が入ってくる。10代のころの遊び仲間のミコちゃんのお姉ちゃんのジュンちゃんが亡くなってお盆の1日前の12日に納骨をするという連絡が入った。ジュンちゃんもミコちゃんも40年もの間東京で生活している。宮崎の実家のご両親も他界されているから、数十年会ったことがない。ミコちゃんもジュンちゃんも思い出として残っている顔はあの頃の若く溌剌と夢もたくさんあったあの面影。しかしよく遊んだもんだよ、あの頃は。そういう思い出は必ず夏休みの思い出と重なるもんで、まさに今の季節はノスタルジックな感傷にふける。

<あれも嫌い これも好き・・・by佐野洋子>

又しても佐野洋子。佐野洋子の母「シズ子さん」はあたしの母にそっくりだった。そして佐野洋子はあたしだ。もっともその感性の高さとクレバーさと芸術性とあたしは無縁だが、彼女の気質があたしだと思う。
太宰治について佐野さんは次ぎのように書いている。↓
「生れて来てすみません」誰だって生れて来たーて来たゎけじゃないよ。「それを言っちゃあおしまいよ」と又しても私は思う。そんな事聞きたくない!そして、そのあと始末は、全部女がしたんだと思う。死ぬにしねない女がしたんだ。『家庭は諸悪の根源」そんなら「結婚するなよ」あっちこっちに子供を作るなよ。極めつけは、「カチカチ山」の「惚れたが悪いか。私は勇気を出して言う。「惚れたが悪い」
しかし、私は今でもこっそり『太宰治全集』の文庫版を家に置き、読み始めたら夢中である。本当に甘美な喜びである。そしてこわーて仕方がない。そのこわさにずりずりすり寄ってゆー。そして時々、さわやかに笑いもするのである。いつだって夢中になれる・読みながらこの人死ぬんだ死んじゃうんだと頭から離れない。『敵華』の中に『大いなる文学のために・死んで下さい。自分も死にます、この戦争のために。」

「ダザイオサムは体にこたえる」のであります。

「千の風にはならない」
あの流行歌のせいでお墓はいらないという人が増えたって。だけど散骨って思いのほか骨?が折れるそうです。
四十九日にワンボックスカーをレンタルして、お骨と孔鉢と乳棒を持ってまた数人で出かけた。無宗敦の葬式だったのに四十九日ってのが日本人です。その時行った男が言ったことです。「洋子さんよう、骨ってすげえ固いの。乳鉢なんかじゃとてもじゃなくってさあ。山ん中から、街まで戻ってすり鉢のでかいのとすりこぎ買つて来てよ、みんなでゴリゴリやったんだけどさあ、とろろ芋するのとわけが違うんだぜ。五時間ぐらいかかったよ。大の男が汗だくでさあ、おまけに風が吹いて来て、骨の粉が舞い上がっちまってよう,みんなの順が真つ白になって鼻の穴だけまあるく黒く見えるんだよな。すげえ、おかしいんだけどよ、だれも笑わねえのな」「あ.私もいけぱよかった」「そんで、すり鉢からとび出ちゃう骨なんかあってさあ、〇〇なんか而あ、Lとか言って、指につばつけて・それ負っちゃうんだよな。あいつ偉いよ、俺はさすがに食えなくってさあ.俺.その時思ったね。俺死んだらとに角普通に普通にするのが、一番他人が納得することだってな。

xxなんてよ『俺の骨はアドリア海にまいてくれ』なんて言ってるけどよ.俺あいつより先に死にてえよ、イタリアかどっかまで、飛行機のってよ、アドリア海までヘリコプターやとうのかよ、船にのるのかよ。遺言されたらやらねえわけにはいかないしな。墓がないから法事とかやらねえだろ。法事って馬鹿みてえだけどよ、そん時位集まってよ、死んだやつのこと思い出してえよな。庵思うんだけどさあ、死ぬってのは生きている人間があいつ死んだんだってことをだんだんに了解することなんだよな』私は言いました。『わかった、ちゃんと法事にも行くし、墓まいりもしてやるよ」私は何だかその時、その男が死ぬのが楽しみになってしまいました。ついでに自分の葬式も楽しみになりました。


<森茉莉のこと>
森茉莉は森鴎外の娘でめっちゃへんてこなおばあさんだったらしい。昔昔週刊新潮に「ドッキリチャンネル」というコラムを書いてらして、言いたい放題がめちゃめちゃ面白かったんですが・・・。佐野洋子さんは森茉莉さんにおかしさと畏怖を同時に感じていた。文章家として森鴎外より森茉莉が勝るかもしれないと書いている。

商店街をかごをぶら下げて森茉莉はフワフワ歩いていた。森茉莉のまわりには5センチ幅ぐらいのぽぅっとした霧がかぶさっていて、森茉莉は霧ごと移動していた。森茉莉はきわめて上等のカシミヤのポッチチェリの春の海色のセーターと呼ぶセーターを着ているのであるが凡人の私が見ると、そのセーターは緑色の胃薬をのんだ次の日のウンコ色で、毛玉がびっしりたかっている気味悪いものであった。しかし私はいつもそういう森茉莉を見かけると、感動と畏怖の念と己の俗悪さを恥じる思いとがいりまじり、土下座したくなったのである。私は森茉莉のお友達になりたかったが、あのぽうっとした表情の下に、鋭い好悪を峻別するこわさを思うと、一ぺんに私などはじきとぱされそうな気がした。きっと森茉莉はそこんところを間ちがえたりしないという確信が払にはある。

d0073646_1817397.jpg

by kateido2000 | 2011-08-16 18:17 | 好きな本好きな映画

本が読めるぞっ!

うさ子一家が京都に帰宅、盆を前に息子と墓掃除も済ませホッと一息、本が読めるぞ~っ!
図書館から借りてきた5冊を早く読んで返さないと!!

<<Nのために・・・湊かなえ>>
湊かなえの作法といえば、数人からなるモノローグのみの構成で終始一貫。それでもやっぱり面白く読んでいる間はグイグイ引きこまれてしまう。面白いっちゃぁ面白い。うん、早く読み終えた~い、は面白いってことですね。主人公の女のコ、のぞみちゃんが大好きなタイプ(自分の食い扶持は自分で稼ぐ。)で共感できました。
d0073646_2053329.jpg


<<シンデレラコンプレックス・・コレット・ダウリング>>
うさ子がブックオフで見つけて買ってきた<お姫さまとジェンダー・・・若桑みどり>を読み終えてそれに引用されていたので借りてみた。ちょっと難しいかったです。
<お姫さまとジェンダー>はとてもわかりやすく、ジェンダー初心者でもすごく納得の構成。
まぁ、しかしあたしは間違ってなかったと思う。うちの孫娘たちに(娘に教えてあげられなかったのが悔しい)「白雪姫」のディズニーアニメを見せて、説教たれたもんです。
「あんたたちわかる?こんなおバカなお姫さまになんて絶対なっちゃいけないのよ。人んちに(小人ね)無断で入って、あまつさえそこんちのベッドで眠りこけてしまうなんて!!しかも7人の小人がハイホーハイホーと仕事に行く前に全員から女王に気をつけるように言われてるのに、あ~んなメッチャ怪しい老婆にころっとだまされるなんて、あったま悪すぎっ!」

「絵本が、童話が、アニメが、そしてデパートの売り場やホテルまでもが、小さい女の子に「プリンセス」の夢を売りつづけ、「プリンセス・ファッション」を売り、「一日プリンセス教室」を開き、プリンセス文房具を売っている。デパートはピンクの夢を女の子に売って利益をあげればいいがわ、夢を買った子はいつか幻滅するのである。大人は「どーせそんな夢は実現しっこないさ」と知っていて売るのだが、女の子はけっして実現されない夢を買わされているのである。」・・・・本文から

白雪姫もシンデレラも眠り姫もみんな女はただじっと待ってれば王子様に会えるという全く現実ではあり得ないシチュエーションをディズニーは全世界に大量生産して女のこたちに間違った夢を与えてしまう、ということに問題があると言っている。しかもお姫さまたちは、雪のように肌が白く林檎のような赤い唇を持っているというように白人至上主義の設定。
ウォルト・ディズニー自身も典型的な家父長制(年長の男性によって支配される社会、特に家庭のこと)の家庭に育ったみたい。

<Nのために>のヒロインは、「夢は自分で掴みとるもの」としているのに比べ、プリンセスたちの何と覇気のない日々。毎日歌いながら暮らし(あるいは眠りながら)小鳥や小動物に助けてもらい、美貌と気立ての良さを武器に王子様を待つ。継母や意地悪な姉たちにこき使われながら、そこからの脱出を考えたことさえない。アホか?!男の都合のよい女像がそこに浮かび上がってくるではないか?

えと、あたしは幼いころ大好きだったTV番組は「琴姫七変化」(めっちゃ剣術が強いお姫様)でその後「奥様は魔女」で「チャーリーズエンジェル」と続くのでした。考えてみればどれも女が強いんでした。
by kateido2000 | 2011-08-13 21:47 | 好きな本好きな映画

-

d0073646_16141323.jpg

三人目のぐらんどーたのひよ。只今一家で帰省中。
しかし夏風邪か、熱発してあたしとお留守番。
明太子入りえびせんを見つけ
「辛いかどーか食べてみて」「辛いよ」
「ひよちゃんが大人になるまで取っといて」
by kateido2000 | 2011-08-02 16:14 | 好きな本好きな映画