好きな本、好きな映画、おもろい人々、泣かずに遊ぼ!


by kateido2000
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チェンジリング

劇場に行けなくて、やっとDVDで観た。映画館に行かなかったことを激しく後悔。
クリント・イーストウッドってなんてヤツなんだ!!全くいい意味で感嘆。
アンジェリーナ・ジョリーの押さえた演技のいいこと!実話を映画化した作品。
だからと言うべきか、それなのにと言うべきか、も、手に汗握る展開。
アンジェリーナ・ジョリーはこの作品で第81回アカデミー賞主演女優賞を勝ち取る。
正義の牧師役を大好きな個性派男優、ジョン・マルコビッチがこれまた好演。
質も格調も一段と高い作品に、心から拍手。クリント・イーストウッドはまだまだ作品を創り続けている。
次の作品がもうじき公開される。わくわく。
チェンジリング_d0073646_444542.jpg

1920年代の実話ですが、裁判がすごくてきぱきと進む。20人の幼児を殺害した若い男。事実確認と申し立てなんかで刑が確定。「2年間独房に入り、○○年(2年後)○月○日の絞首刑に処す」というもの。サクサク刑が確定するのも色々問題はあると思うが、2年間の恐怖を与えるというのは、20人も子どもを殺した罪としては軽いくらいかもしれない。最後までアンジェリーナの子どもは殺されたかどうかがはっきりしない。翌日に刑を控えた囚人にアンジェリーナが激しく詰め寄るシーンに胸を打たれる。
「Did you kill my son?!」と何度も何度も繰り返して聞く。小さい子どもを持つお母さんには、辛い映画。
by kateido2000 | 2010-02-12 04:04 | 好きな本好きな映画