Mノ原の東京土産
2010年 07月 24日
「お~っ、虎屋の羊羹。ありがと!」何種類かが詰め合わせになっている、一番好ましいヤツ(切らずにすむ)。
「カレシに会いに行ったのかい?」
「宮崎の仲間と富士山に登ってきた。K-タ(カレシね)も行くっていうから、一緒に登った。ご来光拝めました~。カンドーですぅ~」
「富士山ってどっから登るの?」
「新宿を出発して五合目まで行って、そこから自力で登るんです」
「すごい!」彼女自身が撮影した写真がこれです。↓」

「そっか~、良かったね~、富士山に登ったなんて、あたしもみっち(うばちゃん)も経験ないよ。」
「でもね、・・・」
「何?」
「K-タと一緒に富士山のてっ辺に登ったんだから、あたしとしてはそこでプロポーズの言葉の一つも欲しかったんだよね・・」
あたしゃ死ぬほど驚いた。Mノ原にそんなロマンティックな乙女心がまだ残っていたなんて。
でもまぁ、いわれてみればもっともな話しだ。うん、そりゃK-タはここで一発かまさなきゃ、だわね。いってみればここでプロポーズって、めっちゃ思い出に残るだろうし、Mノ原史(そんなもんがあれば)に燦然と輝く記念日になったろうに。そ、か~、そういうパフォーマンスって、K-タ好きそうに見えるけどね~。
「それがね~、K-タ高山病にかかっちゃって、熱は出るは吐き気はするわで大変だったんですよよ~」
「え~っ!高山病!?」
「ツアーの中の2人は高山病で下山しました。K-タはなんとかがんばったんだけど。」
そりゃ~プロポーズどこじゃないかもね。
一方Mノ原の元気なことといったらどうだろう!たった今宮崎空港からうちまで直来たってゆったよな?彼女に疲労の色は微塵もない。
「富士山のてっ辺まで登るの結構しんどかったんですよ~。だからこりゃ痩せたわい、と思っていたら、太ってたんですよ~、どんだけ~!!」
やっぱMノ原は並みの女じゃないわ。あたしはMノ原を見上げながら改めて納得した。