悪人 映画
2011年 11月 10日
長崎在住の土木作業員の祐一と、佐賀に住む紳士服量販店店員の光代は、携帯の出会い系サイトで知り合い、強く惹かれ合う。だが祐一は、今世間を騒がせている女性保険外交員殺害事件の犯人が自分であることを告白する…。
この映画のユーザーレビューを読むと、登場人物の全てが「悪人」というより「軽薄」とあった。
確かに殺人事件の加害者、被害者、加害者と結ばれる女、これが皆が皆「出会い系」で知り合う。
軽薄といえば軽薄なんだけど、世の中の男女がみな何かふとしたきっかけで出会うなんてことんてないのだ。誰かと出会いたい。怪しいと頭でわかっていても「出会い系」に活路を求める若者たち。
うんと若いころって、男は女を女は男を求めるものなのだ。そうやって歴史は続いてく。
※昔は「でしゃばりおヨネ」みたいな世話やきおばさんが近所に1人や2人はいたもんです。「あそこのxxさんとこっちの○○さんとどうかしら」みたいな。
モントリオール世界映画祭で賞をとったのは深津絵里だったけど、この映画で光っていたのは又々樹木希林(祖母役)。殺される役、佳乃の満島ひかりも良かった。
佳乃とドライブ中に山林で車から佳乃を蹴り出す増尾を岡田将生が演じていて、あらま、こんなえげつない役も演るんだ、驚きでした。
ねこうしへ・・・
深津絵里が勤めている「紳士服量販店」ってばーばの実家の「ふたた」だよ。これでもかって「ふたた」が出るけど、これってプラス?マイナス?