Mママ、帯状疱疹にかかる!
2011年 11月 29日
すご~くピリピリ痛いと聞く。ダイジョーブ?と電話。うん何とか、って言うけどしんどそう。
帯状疱疹は身体の片側に沿って発疹が現れる神経感染症。一応治って見えても後々頑固な神経痛や顔面神経麻痺の後遺症が残る場合があるから厄介。
帯状疱疹は多くの人が幼少期にかかる水ぼうそうウイルスが、治癒したあとも知覚神経の神経節に潜伏して、そこで深く静かに眠っているのだ。
うさ子もK郎も水ぼうそうは一応罹患してるからね。
元気いっぱいのときにはこのウイルス出てこないけど、ご主人さまが体力免疫力低下とみるや、にわかに飛び出してきて、「このご主人さまはダメかもしれん。よそに移ろう」と活性化する。
小さいときに水ぼうそうにかかって、中高年になったころその免疫力が低下してくる。で、その時分に同居の孫や近所の子供から再感染して自然に免疫が強化されたんですって。でも現在の小子高齢化社会では同居の孫世代から再感染する機会が少なくなって発症率が高くなっている。
因みに最近の日本人の抗体陰性率=(免疫がない)は50代で約2割、60代で約5割、70代で約6割。
自然な再感染が難しいなら、予防接種に期待するしかない。1度接種すると5年以上もつみたい。ただ日本って、ワクチンに関してはホント行進国。このワクチン保険適用外。だから8000円ほどかかります。
欧米では、同居の孫の誕生に備え、祖父母が新三種混合ワクチン(破傷風・ジフテリア・百日咳)や帯状疱疹のワクチンを接種することが推奨されています。
インフルエンザや肺炎球菌のワクチンと同時接種でも問題はありませんから、適齢期の方はもちろん、受験生なども受けておくことを奨めたいですね。
※万一、帯状疱疹を疑う発疹が現れたら受診を最優先します。
抗ウイルス薬は強い味方だが、増殖を抑えるだけ。
効果が期待できるの発症から72時間以内(早いほど効果的)。
※予防にまさる治療はない。
ワクチンを接種&健康な身体。
M K ママ今日出勤された。「どう?」「痛い」
・・・・・・・・・・・・・・・・・お大事に。
大事なこと書くの忘れてた。
水ぼうそうも帯状疱疹も、水痘が破れた状態で他者にうつり、かさぶたになると感染力はなくなります。
うさ子は全身に水疱瘡が出来た。かわいそうだった。おでこのかさぶた、取っちゃいけないのに誘惑にかられて取ったばびをうさ子よ許してほしい。まだ痕ある?