言い切るが勝ち?
2013年 07月 04日
男性客60歳前後が、つり銭を受け取りざまに言った。
「は?」
「レンブラントだよ、この絵」
絵?あ~、つり銭入れにしているこトレイの事か。
え?でもこれロートレック。
「いえあのロートレックじゃないかと・・・・」
すると、は?何言ってんの、みたいな顔して
「いやいや、これはレンブラントですよ」
私は、「は~そうでしたか」とお帰り願った。
しか~し、このトレイはあたしが「ロートレック展」で買い求めた一品。
少し退廃的な所が好きで買ったのだ。
ロートレックは30代の若さで梅毒が元で亡くなった稀有な画家なのだ。
レンブラントとは違~う!!
なんでこう言い切るかな~。
「あんたも言い切ってるよ」と息子。
あらま、あたしの歳になったら、間違いでもなんでも言い切ってしまうが勝ち、とか思ってるのかしらん。
例えば息子とあたしのこんなこんな会話。
私「は~、疲れた~」
息子「夏バテじゃないと」
私「夏バテです!(キッパリ)」
息子「言い切るね~。元気やね~」
う~ん、だけどロートレックをレンブラントというのとはちょっと違うぞ。