内館牧子
2006年 11月 25日
子供を愛し続けることはできる。だが、一人の男や一人の女を、生涯脇目もふらずに、恋愛時代と同じように熱く「愛し続けるのは無理である」と考える。
むろん、「愛」の形や温度が変化しつつ、「大切な人」として深い縁を契り続けることはできる。それも「愛し続けること」ではあるが、そこに至るまでにはお互いに相当な努力と犠牲を払ったことだろう。ひとつ間違えば「別れていた」かもしれないと、そう思う人も多いのではないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「愛し続けるのは無理である」 前書きより・・・・・・・・・・・・・・・
内館牧子さんが大好きで新刊が出れば買う、出れば買う・・でおっつきません。エッセイも小説も好き!!