風邪の対策マニュアル
2006年 12月 28日
初期のかぜには葛根湯がよく使われますし、有名です。でも注意しなければいけないのは葛根湯は実証タイプに用いるかぜ薬だということです。つまり高齢者や体力のない人には向きません。体力のない人(虚症)や高齢者が体力のある人(実証)向きの漢方薬を服用すると、かえって体力を低下させてしまうことがありますのでご注意ください。特に高齢者の場合は「虚症」向きの漢方から使いはじめてください。かぜの場合は効果が早く現れますので、服用しても改善しないときには受診され担当医に相談してください。
長引くかぜには<紫胡桂枝乾姜湯>がおすすめ
<紫胡桂枝乾姜湯>は虚弱者で微熱が続き、皮膚がカサカサと乾燥し、口が渇き全身からは汗が出ず頭だけから出るようなときに使います。(高齢者や虚弱者は高熱が出るほどエネルギーがありません)他の症状としては
水分欠乏で尿が出にくい。のぼせがきつい。心臓っが衰弱して動悸がする・心悸亢進(心臓の鼓動が早くなること)
・息切れ・胸脇苦満(みぞおちから胸のわきにかけて充満した感じで苦しく、肋骨(ろっこつ)の下を押すと抵抗がある症状)・などに使用します。感冒だけではなく、肺結核・気管支炎・肝臓系疾患・胃酸過多・中耳炎・耳下腺炎等にも使われます。
・紫胡桂枝乾姜湯=<キョウキョ錠>・・ホノミ漢方ではキョウキョ
キョウキョの成分(紫胡桂枝乾姜湯)・・<サイコ・瓜呂根(キカラスウリなどの根)・桂枝・乾姜・黄苓(おうごん)・牡蠣・甘草>紫胡、桂枝は胸脇苦満をとり、桂枝はのぼせを取り、牡蠣は胸腹の動悸を鎮め、乾姜の辛味成分で内臓の働きを盛んにし、瓜呂根は渇きを止め、咳を鎮め、解熱の作用をして水分の不足をうるおす。甘草は心臓、胃の働きが一刻も早く正常化するように働くのである。
風邪の予防はある調査では、かぜで熱が出たときの解熱効果に関し、漢方薬と西洋薬を比較したところ、漢方薬のほうがより早く改善が見られたと報告されています。また一般に漢方薬は、効果が現れるまでに時間がかかると思われがちですが、かぜの治療では、服用してから30分ほどで効果が現れることがあるほど、即効性があります。
初期のかぜには葛根湯がよく使われますし、有名です。でも注意しなければいけないのは葛根湯は実証タイプに用いるかぜ薬だということです。つまり高齢者や体力のない人には向きません。体力のない人(虚症)や高齢者が体力のある人(実証)向きの漢方薬を服用すると、かえって体力を低下させてしまうことがありますのでご注意ください。特に高齢者の場合は「虚症」向きの漢方から使いはじめてください。かぜの場合は効果が早く現れますので、服用しても改善しないときには受診され担当医に相談してください。
長引くかぜには<紫胡桂枝乾姜湯>がおすすめ
<紫胡桂枝乾姜湯>は虚弱者で微熱が続き、皮膚がカサカサと乾燥し、口が渇き全身からは汗が出ず頭だけから出るようなときに使います。(高齢者や虚弱者は高熱が出るほどエネルギーがありません)他の症状としては
水分欠乏で尿が出にくい。のぼせがきつい。心臓っが衰弱して動悸がする・心悸亢進(心臓の鼓動が早くなること)
・息切れ・胸脇苦満(みぞおちから胸のわきにかけて充満した感じで苦しく、肋骨(ろっこつ)の下を押すと抵抗がある症状)・などに使用します。感冒だけではなく、肺結核・気管支炎・肝臓系疾患・胃酸過多・中耳炎・耳下腺炎等にも使われます。
・紫胡桂枝乾姜湯=<キョウキョ錠>・・ホノミ漢方ではキョウキョ
キョウキョの成分(紫胡桂枝乾姜湯)・・<サイコ・瓜呂根(キカラスウリなどの根)・桂枝・乾姜・黄苓(おうごん)・牡蠣・甘草>紫胡、桂枝は胸脇苦満をとり、桂枝はのぼせを取り、牡蠣は胸腹の動悸を鎮め、乾姜の辛味成分で内臓の働きを盛んにし、瓜呂根は渇きを止め、咳を鎮め、解熱の作用をして水分の不足をうるおす。甘草は心臓、胃の働きが一刻も早く正常化するように働くのである。
風邪の予防は
1に手洗い2にうがい3,4がなくて「パナパール}
風邪をひいたら1に休養2に栄養3、4がなくてカテイ堂
パナパールの基本処方は十全大補湯。それに加味して作られたのが「パナパール」
十全大補湯・・・人参・白朮・黄耆・茯苓・当帰・芍薬・熟地黄・川芎・桂枝・甘草
パナパール・・・人参・白朮・黄耆・茯苓・当帰・芍薬・熟地黄・川芎・桂枝・甘草・
大蒜・ハンピ・山薬(やまいも)
誤嚥・・・お年よりに多い誤嚥性肺炎には半夏厚朴湯を幅広く使います。
半夏厚朴湯=安静錠