浅田次郎センセのトーク&ディナーショーがあると知ったのは今年の1月くらい。実はそれより以前に「浅田次郎と中国・行く中原の虹を訪ねて」という企画がJALであった。3月の中旬くらいの日程で。1日考えて、こりゃ行くしかないわ、思ったのだ。3月1週間くらい休むわ、と公言した。その後帝國ホテルのホテルマンの知人のT君が「キョーコちゃん、うちで浅田次郎のトーク&ディナーショーあるわよ」と教えてくれたのだ。又1日悩んで結局中国はやめて大阪に行くことにした。ここだと娘も一緒に行ってくれるから、心強い。行く前に皆から、「作家には会わないほうがいい、幻滅するから」とか、「あんなハゲどこがいいの」とか、さんざん言われたの。ところがもう感激したのなんの。T君はバンケット担当。内緒だけど「T君お願い。初日にチケット予約したんだけど、前~のほうがいい!」って頼んだ。「無理よ~それは~」って言われたんだけど、着いた席は特等席ともいえる場所。浅田センセの汗すらもじっくり見える。これを言うと娘に笑われるんだけど、何回か目が合った。私がセンセの話に「ウソ!?」って言ったら「ホント」って答えてくれた。ホントなんだってば!彼の話は1時間半だったが瞬く間に過ぎていった。トークの中で中国ツアーに行った一件にも触れられた。何でもツアーコンダクターよろしく旗持って歩いたんだって!それ聞いて、あ~やっぱりそっち行くんだった~と臍を噛む思いだった。だってツアーの人数は30人、こっちのトークショーは350人なんだもの。まぁ、でもねしょう
がないね。サインをしてもらえるかもと私は「蒼穹の昴」娘は「輪違屋糸里」のハードカバーを持っていったんだけど、無理でした
今度どこかでサイン会があったら行こうって言ってたら、浅田センセ「今年は久しぶりに私の本は出ません」だって。あ~あ、でも本当に楽しい時間を過ごしました。この後ディナー。天下の帝國ホテルに初宿泊。
次の日、つまり今日ホテルの前の大川の畔が桜が五部咲き。いい感じで散策。あ~余は満足じゃ。