断髪
2008年 04月 09日
先般浅田次郎先生のトークショーに行った話の続きだけど、何故帝國ホテルでトークショーか?実は浅田先生は幼少のみぎり、かなりご裕福なお家に産まれたんですって。まぁこれは彼のエッセー「勇気凛々瑠璃の色」に詳しい。年端も行かぬ幼いころ、おばあ様に連れられて、2~3度このホテルに食事に行ったんですって。その後お父上倒産。一家離散。両親はてんでに再婚しちゃって、浅田先生はおばあ様と暮らすことになった。で、21歳で結婚した時は海のものとも山のものとも知れなかった。でも、です。彼は帝國ホテルで結婚披露宴を執り行ったというんです。彼曰く「披露宴は、どこでやったって、そう値段に差があるもんじゃありません」
うん?ホントかな~。で、トークショーが帝國ホテルのもう一つの理由。それは彼の小説「 闇の花道天切り松闇がたり」(義理と人情に命を賭けた、粋でいなせな怪盗たちの物語)の中で、大親分が帝國ホテルに住んでいるという設定だからなのです。もちろん本家の東京の帝國ホテルのライト館。
先日帝国ホテル大阪を初体験したわけですが、正直言って定宿のヒルトンホテルのホテルマン及びベルボーイの方がイケメンぞろい。顔では完璧にヒルトンが勝ってるぞ。帝國ホテルマンのT君に言わせると「ああ、ヒルトンね、あそこはシティホテルだから」とちょっと見下した言い方です。うっ

それにベビーシッター代が2時間お一人様6300円って高くない?「食事はルームサービスでおうどんでもオムライスでも」って、もちろん別料金。交通の便も悪いしさ。もう行くことないだろうな。ごめんねTくん。
話は変わって環ちゃんが髪をばっさり切りました。これはひとえに経費節減だそうです。経費だけじゃなく時間も、その他もろもろも。ヴィジュアル的には環ちゃん、昭和初期っぽくありませんか?
