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by kateido2000
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「篤姫」について

林真理子は現在放映されている「篤姫」に違和感を持つと言っている。理由の1つに、主演の宮崎あおいが、あまりにも鬘が似合わないのをあげている。宮尾登美子の原作をかなり無視しているとも。だけど私はこの番組を楽しみにしている。浅田次郎氏の「壬生義士伝」で、この時代のドラマにはまったのかもしれんの~。
ところでドラマでは篤姫がやっと「御台所」となった。時は安政年(1856年)。
<桜田門の変>はこれより4年後(万延元年)におこり、井伊直弼は凶刃に倒れることになる。
それより以前の安政5年(1858年)に、篤姫の夫家定逝去。わずか1年半の結婚生活。
宮崎あおい演じる篤姫には、過酷な人生だっただろうに、今後どういう風に演じていくのか楽しみ。篤姫の名前だけの息子14代将軍家茂の嫁<皇女和宮>を堀北真希が演じるらしいが、過去のTVドラマでは和宮ばかりに脚光がいき、篤姫にはいかなかったので、二人の絡みが楽しみ~。瑛太演じる「小松帯刀」は明治3年(1870年)、35歳の若さで病死。13年後の明治16年(1883年)に篤姫が死去するわけだが、何て皆さん短い命だったんだろう。短いけど幕末、維新を濃密に生きていったんだな。「短くも美しく燃え」とかいう映画があったけど、彼ら彼女らは動乱の中を懸命に生きていった。で、今の世があるのかもしれない。12月までみっちり観るぞ~「篤姫」
「篤姫」について_d0073646_21132724.jpg

by kateido2000 | 2008-05-28 21:13 | 好きな本好きな映画