「ヴァージナルの前に座る若い女」 byフェルメール
2008年 07月 14日
だけど、こう結論を出したルビンシュタインさんは、「それでも確信には至らない」と語っている。理由は色々だけど、絵の中の若い女がはおっているショールの一部がぎこちない、のだそう。あたしなんかが見たら、どこがどうぎこちないのかさっぱり、ですけどね。また、本物と決め手になったのは「ラピスラズリー」。これって今はネックレスやなんかに使われているけど、青い絵の具の材料になったらしい。この高価な「ラピスラズリー」をフェルメールは普通に使っていて、「ヴァージナルの前に座る若い女」の絵の中では、壁などのめだたない場所にも使われていたかららしい。
R子の受け売りだが、小説(映画にもなった)「羊たちの沈黙」のレクター・ハンニバル博士の夢は「死ぬまでに世界中に散らばっているフェルメールの作品を全て見ること」だった。
8月4日から東京・上野の「東京美術館」で「フェルメール展」が開催される。7点が公開されますが、何年か前大阪で開催された2点だか3点だかの、フェルメールに長蛇の列だったと、R子が言ってました。今度はもっとすごいかも。海外からも多数来るだしょうからね。う~ん、でも行きたいな。 「ヴァージナルの前に座る若い女」↓
