恋せども、愛せども by唯川恵
2008年 07月 26日
恋なんて、大人になったらしないと思っていた。けれどもそうではないと知って、雪緒はため息をつく。自分もまた性懲りもなく誰かを好きになってゆくのだろうか。・・・中略・・ひとりで生きる覚悟を持ちたい。
私は自分を「ひとり上手」と思っている。そんな自分が幸せだとも思っている。だけど一人だから幸せなんじゃない。ヒト様から「気楽でいいわね~」などと良く言われるが、(もちろん敢えて否定はしないが)それは人生をポジティブに考えるかどうかの問題で、これだったら幸せで、あ~だったら不幸という方程式などない・・・と思う。回りに結構若いコが多いんだが(それってホントはかなり幸せなことなのに)、若さを無駄にしている。若さってみ~んなムダにしてるよね~。でもいいのだ。そんなことに気づくのは、私の歳になってなのさ!若いうちは若さをムダに使いするようにできてる。
でも唯川恵の小説ってホント、読み出したら止まらなくなる~ぅ。
これってドラマ化したら面白いだろうな~、と思っていたら、何とすでにもうDVDが!祖母が岸恵子、母が壇ふみ、姉が長谷川京子、妹が京野ことみ。長谷川京子だけがミスキャストだと思う。