新撰組読本 浅田次郎
2009年 06月 17日
八木家は見学できるそうなので1度行ってみようと思う。「新撰組」にたいする浅田次郎氏の思い入れは並大抵ではなく、だから私もズッポリと「新撰組」にはまっていく。浅田氏が書いてなかったら、きっと一生見向きもしなかったはずの「新撰組」。吉村貫一郎、糸里、斉藤一、本を開けば我が心幕末へとタイムスリップ~!!
ところでこの本の中で浅田氏への質問コーナーみたいのがあって・・・。
・・・お好みのブランド(スーツ)は?・・・
「ソニア・リキエル・オムですね。エルメスも好きですけど、エルメスはふけますね。・・・・・エルメスは60歳くらいのジェントルマンじゃなければおかしい。同じようにチビのアルマーニとか、デブのグッチとかは似合わない」
さすが長年アパレル関係の仕事をしてらしただけはある。言えません、「ソニア・リキエル」なんて!彼は江戸っ子のイキというのをとことん大事にしている。お祖父さんの口癖が「まずいものは毒だ」「汚い身なりは恥だ」そうで、別に高級がいいと言っているわけではないのは、まぁ当然です。江戸っ子の躾だそうです。
「粋で鯔背」などという言葉は「江戸」が「東京」に変わって、死語になったのかな?浅田次郎さんの世代が辛うじて、その心意気を持っている・・人は持っている?