「ひまわり食堂」が!?・・・
2009年 06月 29日
「今週いっぱいで店やめるから」
「うっそだ~、も~、礼さんったら~」
「いやホント。もうやってけなくなってね」「!?・・・・」「キョーコさんに一番最初に言おうとおもって・・」
晴天の霹靂だった。頭の中がこんがらかる。こんがらかるそばから涙が溢れ出した。エーンエーンと声をあげて泣いた。来週からど~しよ~、ここのざる蕎麦が食べられなくなる。夏のかき氷が、冬の鍋焼きうどんが・・。「ひまわり食堂」はわたしの生活の一部だった。どこの土地に行っても、わたしは宮崎の蕎麦が一番ウマイ!と思う。「武蔵野」や「東京庵」、新しくは「麻布十番」というウマイ蕎麦やが宮崎にはすぐ近所にあるから。中でも「ひまわり食堂」は特別の存在だった。ほかの店の蕎麦はウマイけど毎日は食べられない。でも「ひまわり」の蕎麦は1年365日食べ続けても決して飽きない(もちろん私にとってだが)味だった。それに、たまに宮崎を留守にして、「ひまわり食堂」の蕎麦を食べないと、どうも体調までおかしくなったのだ。
孫のミフィー(9歳)は産まれてからず~っとここのご夫婦にお世話になっている。去年の夏うちで私と娘を相手に彼女とケンカになったことがある。孫は泣きながら「もう宮崎には来ないっ!」と言った。「でもひまわり食堂には行くんだ~」と泣きじゃくりながらも宣言したのだった。宮崎に来ないと「ひまわり」にも行けないんだけどね。
孫たちが京都から帰ってきても、ことしの夏休みに「ひまわり食堂」はもうないのだ・・・・・・・。
今年はこのかき氷が食べられない。ミルクかけに使ってある練乳にはまざりものがない。当たり前といえば当たり前の話なんだけど、他のどの店で食べてもミルクかけのミルクには水かなにかが薄めてあるみたいだけど・・。あ~、もう食べれない・・・・・・・・・・・・・。また私はほいほい泣いた。
息子からこのブログを見せられる。宮崎/不見日