・・・・って、買うのにはまってど~する!!!でもこのバッグ手作りなんですって。可愛い~と思いません?

まぁね、ババ馬鹿ですけどね。ババ馬鹿ついでに、公開しちゃいます。















子供らの通った雁が音幼稚園は小さ~い幼稚園で、隣接した公園で大運動会はにぎにぎしく開催されていた。小さいがゆえに出番が多く、やんやの声援は我が家が一番華々しかったような。。。大変だったけど、親子ダンスなんか楽しかったな~。utan、運動会がんばってね!!
ところで今日タリーズに文庫本片手に入る。ラテのショートをもう片方の手に奥のソファをめがけて行く途中、喫煙ルームに入っている1歳くらいの子どもにギョッとした。え?喫煙ルームだよ?み~んなタバコ吸ってるんだよ。休日だから満員だよ。怒りがムラムラとこみ上げてくる。もう文庫本どころではなくなった。先日福岡で6歳の子供を殺した母親がいた。あの母親を弾劾する資格が誰にあるだろう。タリーズの夫婦は喫煙室に子供を入れるのを悪とはきっと思っていない。見てるとそれなりに可愛がっている。福岡の母親にしたって、彼女なりに6歳まで一生懸命育てただろう。考えてみれば私たちには若いころ、こ煩いじじぃだのばばぁだのがいたよな。私たちが今本当はこ煩いじじいやばばぁにならなきゃいけないのに、妙にものわかりよくなって若者文化(そんなものがあるのか?!けっ!)に迎合している。
「喫煙ルームに子供入れちゃいけないでしょ!」って言えなかった、(これからだって、きっと言えない)自分に腹をたてている。
きれいになったところで、息子が「太陽閣にお風呂へ行こう」と言う。汗もびっしょりだし、お墓からは車で10分の距離。即話がまとまって、「青島太陽閣」へ直行。ここ、い~!!温泉自体はそう大きくないけど、と~っても清潔。人も少ない。建物の管理も行き届いて、スタッフも感じがいい。それに、ちょ~、いい!と思ったのは、備え付けのシャンプー、やコンディショナー、ボディシャンプー、化粧水、ピーリングジェル、とナニもかも揃っている。正直これほどアメニティが揃っている温泉って今までなかった。これで800円は安い!後ちょいと足せば岩盤浴もあるのだ。仕事があるので小1時間ほどでそそくさと帰る。あ~、もっとゆっくりしたかったよ。帰りに青島で獲れた魚介類などを扱うスーパーで伊勢海老を奮発して3匹購入。8000円也。
半身を味噌汁、残りを焼いて食す。満足満足。ビバ宮崎”!

などと言いながらようやく「バスカ」を手にしたあたし。秋雨前線が停滞しあまつさえ台風の雨やまぬ今日このごろ、通勤に駅前からバスを利用する。以前はバスという発想がなく、専らタクシー(宮崎交通だよ)だった。雨が降っても今はるんるんバスに乗ってる。タクシーの二人っきりの空間とゆうのが思いっきり苦手だったのに、なぜもっと早くバスという交通手段に気づかなかったのかしら。


おーまいごっ!「天切り松」まだ半分しか読んでないよ。しゃぁない今日美容院で髪やってもらいながら読も!カラーリングするから2~3時間かかるから、ちょうど読み終えるだろうとふむ。
「どんな色にします?」「前と同じでいいです」「カットは?」「前と同じでいいです」
貪るように読む。カラーリングも終え後は時間を計るだけというとき、物語の山場を迎えた。「うっ・・・、いかん涙が・・・」
もう、浅田センセったら~、泣かせのアサダ(本人にはそのつもりはないんだって。対談でゆってた)という二つ名は伊達じゃぁ~ない。はらはらと涙が止まらない。「ふ、不覚じゃ~」
わたしの髪を担当した男の人が「ど、どうしました?」「いえ、本です、本」ティッシュを持ってきてくれた。
この「天切り松」は松という年齢不詳の盗人が、留置所に自由に出入りできて、彼の話す物語を刑事や罪を犯した人も一緒に聞くという形式になっている。いわゆるオムニバスになっているから、読みやすい。年齢不詳ではあるが「80歳の鼻たれ小僧が・・」という台詞があるから、松さんの歳って100歳近いんじゃないかな。

東京バナナ好きですか?羽田空港でしかお土産買いたくない、って人は、とらやの羊羹にしてほしいな。一口サイズに小分けしてあるのがいい。半年保存がきくの。今食べられなくても、お正月とかに食べられるしさ・・・って、おめぇには金輪際何もやらん!!うっ・・だよね~。。


ところで「アンガールズ」である。あたしが「アンガールズ」が好きだと言うと、「え~っ?」とか「きもくない?」とか言われる。面白くないか?「アンガールズ」。あたしは彼らのコント(あれ、漫才じゃないよね)は、ツボにはまりまくって、チョ~うけるのですが・・。今週の「週刊朝日」の小倉千加子氏のコラム「お代は見てのお帰り」ではナイナイとアンガールズを取り上げていた。ナイナイには全くそそられないけど、小倉氏が書くナイナイ論(?)には深く共感した。
以下 小倉千加子
ご馳走を食べ、その値段を当てるという飽食の極みのような番組を持ちながら、ナイナイに対する非難が聞こえてこないのはやはりそれがナインティナインだからとしか言いようがない。
ナイナイは一度も女性へのジェンダーハラスメントを言ったことがない。食べ物と女性への態度の底には同じものがあるのかもしれない
あたしはあの番組大嫌い。で、我が「アンガールズ」!
「お笑い芸人親子で漫才王座決定戦スペシアル」で・・・
お笑い芸人の親が登場すると、先ず親の結婚の経緯が紹介されるのだが、大きな特徴があった。 親はみな「職場結婚」だったのである。 現在の少子化の一因は安定した職場が失われていることにある。「上げ潮派」には少子化を阻止することはできない。競争を緩和しないと少子化は止まらない。 もう一つの特徴は、母親たちがハイテンションなことである。この日のための勝負服とバッグのいでたち
で、「私がこの子の母親よ」と、テレビに出ることによる繰状態もあるのだろうが子どもによって自分の人生を精一杯肯定している。 しかし、優勝したザブングル・加藤歩のお母さんは息子とは追ってとても美しく、テンションも抑制されていた。開ロー番「(息子が)ブサイクで」と卑下して爆笑を誘った。息子の笑いは「ちっとも面白くない」と言うこのお母さんは確かにとても知的で面白いのである。 スピードワゴン・井戸田淵のお父さんは下ネタに終始して息子を赤面させたが、親が子どもの値打ちを示すのは恐いほどである。 そこに、実直で深みのある男性が登場し、スタジオに溜息が漏れた。アンガールズ・田中卓志のお父さんである。お父さんは、子どもの頃のように、「また広島の海で釣りをしたい」と語った。二人でする釣りは、暗黙の意識の共有である。 井戸田淵は親の育て方を間違ったのだと思う。
子どもは親を選べないが、育てられる?!
母が出した3冊目の句集がこの「夕東風」 です。よ~ちんさんが俳句をやってらっしゃるとのことで、この句集を差し上げましたら、下記のような絶賛のメールをいただきました。
私の10年の俳句の歴史の中で3本の指に入る素晴らしい、非の打ちどころのない句
集です。ましてや、俳人にとって永田耕衣の序なんて夢のようです。御存命の時
にお会いしたかった!嘘、偽りなく感動しました。
昔どこぞの作家が書いていました。「小説は花も実もあるウソ」だと。その伝でいえば、やはり俳句も「花も実もあるウソ」なのでして、まして句づくりに呻吟している身内を持てば、花も実も見えず、胡散臭いだけなのでした。入院して6時間後に逝ってしまった母に、胸をえぐるほどの後悔だけが残り、母の残した句集など、実は読むこともなかったのでした。今回よ~ちん様のメールで、励まされるようにこの「夕東風」を再び読み返しました。母の句の花と実の大きさに、よ~ちんさん同様改めて感動しました。よ~ちんさんがわざわざお店までいらしておっしゃるには、
「序章を永田耕衣さんに書いてもらうなんて、夢みたいなことなのよ」なんですって。
永田耕衣さんは9つの句を選び、こう締めくくっていました。
「日向灘の波浪打寄する宮崎に、孤独の手力に拠りて織り上げし楠本信子のすこぶる軒昂たる句達のここに在るを讃え、以って序とする」
平成七年六月二十五日 寝屋川太秦田秦荷軒にて識す
春夏秋冬に描かれた句集の、春の項に「宮崎銀座」と題して母はこう書いています。
私達の生計を支えて来た柳並木の美しい西橘通りを、「宮崎銀座」とひそかに呼んでいる。昭和二十年代は道もなく小川が流れていた。三十年代になるとあっという間に道が出来、家が並び県庁の横にあった屋台が集まってきた。その場所に猫の額ほどの土地があったので、掘っ立て小屋を建て、枌(ソキ)や材木を商った。しかしその頃開店するのは、クラブ、バー、食堂ばかり。
何時の間にか色町になっていた。材木を置いていても宮崎銀座には全然似合わないし、客も来ない。一念発起して勉学に務め、県の薬種商の試験に合格し、薬と化粧品を置いた。
開店は三月の寒い日であった。冷たい夕風に押されるように、ホステスさん、バーテンさんが店に流れてきた。トリスバーの看板に書いてあったハイボールを、一度は飲んでみたいと思いながら今だに果たせないでいる。
あの独特の香水とポマードのおりなす複雑な匂いは今ない。゙
母のいう「私達の生計」の、「私達」という括りにもちろんあたしも入っているわけで、当時すでに小学校にあがっていたので、よく覚えている。だけど子どもとは無責任なもので、生計をともにする傍観者にすぎなかった。そ~か、春三月の寒い日、冷たい夕風が思い出深く、句集の題を「夕東風」 にしたのね。何か今さらだな~、親不孝なわたしだ。それでも、母が作った句で忘れられないのは幾つかあり、そのうちの1つが、父が死んだときにつくった、
紫陽花が ゆるせないほど 咲いて通夜
なのです。これは永田耕衣先生も序で選んでらした。
よ~ちん様、ほめてくださって本当にありがとう。封印していたモノが日の目を見た感じです。本当に感謝しています。ちょっぴり親孝行もできました。
